プラス学資保険

加入時の確認事項

加入,確認事項

学資保険を掛けておくと得をするのでしょうか? 損をするのでしょうか? 損をする可能性が低い、といわれていた学資保険ですが、掛け金や保証内容、払戻率以外にも税金や契約内容の重複などで、損をする可能性が沢山あるのです。わからないまま加入した、知り合いに勧められて加入した、という人も多いのですが、加入前にもう一度必要なものなのかどうか確認しておくことが大切ですよ。


税金について

所得税の対象

学資タイプでも生命保険としての役割りがあれば、保険料自体は確定申告の際控除対象となる場合があります。しかし、満期の受け取りや祝金が支払われた場合の金額は一時所得となるため、所得税の対象となります。掛け金や払戻金の金額によって税金額も変ってきますので、定期預金や他の運用方法と比較している場合には、税率によって判断するのもポイントです。

対象

祝い金は満期払戻金額の一部を分割払いしているものとしてみなされます。そのため、一時所得として計算することになります。

(払戻金額「祝金・満期金額」−現在までに支払った保険料−50万円)÷2

この計算式で計算することになります。

被保険者の設定と贈与税

祖父母が孫を受取人として学資保険に加入するケースって多いですよね。しかし、祖父母が契約者として加入した学資保険は、受取人が祖父母ではなく孫の両親になっていることが多いですよね。その場合、祝い金・満期払戻金は祖父母から両親へ贈与された金銭に値するため、贈与税がかかってしまいます。また、祖父母が受取人も同じ名義で加入した保険を途中で受取人を変更しても、祖父母の銀行口座からの引き落としなどで実際にかけ金を支払っているのが祖父母と判断されれば、贈与税がかかってしまいます。

確認ポイント

他の保険との重複

学資タイプでも損保商品のうちの一つですから、基本的には「貯蓄」ではなく「保険」です。そのため、医療保障や生命ほけんの役割りが付いているのが一般的です。そのため、すでに医療保険や生命保険に加入している場合には、重複した保険内容で加入することになってしまいますので、大変損をしていることになってしまいます。

短期解約は損!

例えば郵便局の学資保険に加入している状態で、他の損保の学資タイプに加入したいと考えた場合、始めに加入していたものを解約しなければ新しいところと契約することができない場合もあります。学資タイプのほとんどが加入して3年以内に解約すると解約時払戻金は払われないことが多いんです。そのためそれまでの掛け金は掛け捨てと同じ状態になってしまうことが多いので、他の学資保険としっかり比較検討してから契約しましょう。

元本割れについて

バブルの時代などには学資ものに元本われはないといわれていました。しかし、現在不景気で低金利ですからほとんどの学資保険で元本割れするのが当たり前となってしまいました。それでも学資保険に加入するメリットがある場合には、払い戻し率と掛け金の割合をしっかり比較してから加入する商品を選びましょう。医療保障などが一切付帯しない貯蓄型のタイプは、満期まで払い続ければ元本割れしないタイプもあるので進学資金の貯蓄として加入している人も増えています。

健康状態

学資保険には医療保障の付いたタイプがありますが、基本的には教育費のために設定されているので、17〜18歳満期になっています。そのため、満期以降には医療保障がつかなくなりますので、医療保障が必要な場合には別の保険に加入しなおす必要があります。しかし、学資保険加入時にケガや病気で治療費を受け取った場合、加入しなおす時に健康状態を理由に新規加入を断られる場合があります。医療保障は一生必要という場合には、学資ではなく別の医療保険に加入しておいたほうがいいかもしれませんよ。